ヴァンパイアですが、ヴァンパイアハンター育成学園に入学します!?
陽さんが返事をするのに合わせて、わたしもコクコクと頷く。

花園さんはそんなわたしたちの様子を見て、ほっとしたようににこっと笑った。

あ、もしかして……こんなに煽っていたのは、自分に攻撃を向けるため、だったのかな……?

わたしたちが……足手纏いになっていたのかもしれない。



「その……ごめんなさい。邪魔になってましたよね」

「え? あ〜、別に気にしないで! まだ洗礼をしてないんだし、当然だから! 言うなら、ありがとう! ね?」



花園さんは、全く気にしていないように明るく言う。

その様子に、なんだかほっとしてしまった。



「……ありがとう、ございます」

「あ、俺も! ありがとう、咲桜さん!」

「うふふ〜! どういたしまして!」



花園さんは、とても嬉しそうに笑う。

わたしも、つられて笑顔になってしまった。
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