Bella Notte
長谷川だけは、渋いメッセージを送ってきていたけれど。
『この前会ったけど、何か胡散臭い』と。
それから、また、悪友に甘んじて楓の側に居続ける覚悟を決めた。
半年ぶりに会った今日、楓の結婚を想像したら、あっけなくその覚悟が揺らいで、最後にやっぱり楓に自分の気持ちを伝えたいと。
もう我慢するのは、辞めにしたと。
半ばやけになってしまったけれど、ここをクリアしない事には、1歩だって前へ進めないと気づけたから。
楓が、さっきの男と話を切り上げて、オレの方を見てくれている。
手振りで、掃き出し窓を指さして、待ってると口パクで伝えてくれたので、頷き。
楓は、月明かりに照らされているバルコニーへと続く窓へ近づいていき、その先へ消えていった。
ここで、後を追わなかったらもう2度と楓の側にはいられないような気がして。
スッと笑顔でいるのを止めて、集まっている面々に、向かって頭を下げた。
「いつも応援ありがとう、ここからはプライベートに切り替えさせてもらいます。皆さんと会えて嬉しかったです、これからもよろしくお願いします」
そう有無を言わせずにもう一度深々と一礼して輪の中から抜け出す。
今回の結婚式参加について所属事務所から念を押された。
イメージを崩すことのないように、この前の様なスキャンダルなんてもっての外と言われた。
『この前会ったけど、何か胡散臭い』と。
それから、また、悪友に甘んじて楓の側に居続ける覚悟を決めた。
半年ぶりに会った今日、楓の結婚を想像したら、あっけなくその覚悟が揺らいで、最後にやっぱり楓に自分の気持ちを伝えたいと。
もう我慢するのは、辞めにしたと。
半ばやけになってしまったけれど、ここをクリアしない事には、1歩だって前へ進めないと気づけたから。
楓が、さっきの男と話を切り上げて、オレの方を見てくれている。
手振りで、掃き出し窓を指さして、待ってると口パクで伝えてくれたので、頷き。
楓は、月明かりに照らされているバルコニーへと続く窓へ近づいていき、その先へ消えていった。
ここで、後を追わなかったらもう2度と楓の側にはいられないような気がして。
スッと笑顔でいるのを止めて、集まっている面々に、向かって頭を下げた。
「いつも応援ありがとう、ここからはプライベートに切り替えさせてもらいます。皆さんと会えて嬉しかったです、これからもよろしくお願いします」
そう有無を言わせずにもう一度深々と一礼して輪の中から抜け出す。
今回の結婚式参加について所属事務所から念を押された。
イメージを崩すことのないように、この前の様なスキャンダルなんてもっての外と言われた。