ドウキは、とまらない?

「あっ……」


 ノーマークでしたって言う、ハルの瞳が困ったように揺れた。


「……っ」


 ヤじゃないよ? 決してイヤなワケじゃない、けど……。

 今まで、カレシだった人のパンツでさえ、履いたことないのに? 意識しすぎかな?

 そうだよ、相手は、ハルだぞ? イヤでもこれは、ただの同期を越えてるよね?


「……ゴメン! 今からコンビニで買ってくるから、ちょっと待ってて?」


 えっ?

 そう言って、ハルが慌ててコートを引っ掛けて、外へ出て行こうとするから。

 マズイッ! そんな事で、ただでさえ仮払いでギリのお金、使わせられない。


「ま、待って?」

「えっ?」


 あたしも慌ててハルのコートの裾を捕まえて、なんとか止めた。


「大丈夫! 買わなくていいよ? 乾くまで、このままでいるから」

「でも、……さくら、風邪引くよ?」



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