ドウキは、とまらない?

「少しの時間だし、大丈夫、だから……」


 心配してくれるのは嬉しいけど、どんな顔して女モノの下着買う気よ?


「それに、今日いっぱいハルに迷惑かけたのにゴメンね、色々気を使ってくれてるのに、変なことばっか言って本当にゴメン!」

「……」


 一瞬の沈黙の後…―――


 ふわっ、と身体が暖かくなった。

 あっ……。

 ハルの着ていたコートが、スッポリとあたしに掛けられていた。

 暖かい……。


「ありがと、ハル」

「とにかく、スエットくらいは着て? 目のやり場に困る」


 そうだった、あたし、なんて格好のままなんだろう……。気の置けない同期とは言え、男子の目の前で、バスタオル一枚でいるだなんて。


「うん、ゴメン」

「俺もシャワーしてくるから、寒かったらこたつ入ってて? 洗濯30分くらいで乾燥機にかけられるから」

「ありがとう、こたつにいるよ」



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