ドウキは、とまらない?

 30分、か……。その後乾燥させて、約一時間くらいかな? そうしたら、歩いてでも自分のアパートに帰ろう。

 目処がついてホッとして、あたしは、スエットを借り、こたつに入らせてもらった。

 暖かい……。


「……」


 シャワーを浴びた頭は、ちょっとだけクリアになっていて、とぎれ途切れにだけど、なんとなく思い出せていた。


 酒の席での、話…―――


「……へ?」

『さくらは、好きなヤツとかいないの?』


 なんか、苦手な質問、来たな……。

 平井くんが、こんな事聴いて来るなんて、珍しい。だからつい、警戒して答えてしまう。


「う~ん、……今は、いないよ?」

『え~っ? じゃあ、ハルとはどうなの?』


 えっ?

 同期からの予想外の質問に、あたしは固まった……。



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