ドウキは、とまらない?

「うわぁぁぁ……」


 最悪だぁ…―――


 あたしは、頭を抱えて、こたつに突っ伏した。土下座もんじゃない? コレ。波那と夏音にはメッセージ入れておこう。


「……」


 トリプルに気まずいこの状況。あんまり覚えてないのが、唯一の救いだ。とにかく1分でも早く、ハルに謝って帰ろう……。

 カチャッ、と浴室のドアの開く音に、思わずドキッとして、あわてて座り直す。とりあえず、間が怖いから音が欲しい。


「ハル~、テレビつけてもいい?」


 そう言えば、ハルの家、来たの初めてだな……。今更だけど、部屋のあちこちを、見回してハルっぽい部屋だな、と思う。


「いいよ、テキト~に見て? 動画も見れるし」

「うん」


 よしコレで、洗濯と乾燥が終わるまで当たりさわりのない会話でつなごう。



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