冷徹CEOと、一夜から始まる溺愛契約
ねえ、お母さん。結婚式、無事に終わったよ。……私、この人と一生を共にするね。
遠く輝く星を見つめると、春風が祝福するように頬を撫でた。
湊が私の薬指に輝くダイヤに口づけ、私たちはどちらからともなく微笑み合う。
「紗良。これからも、ずっと愛してる」
「ええ。私も、ずっと……」
身分の差も過去の傷も、すべてを乗り越えて結ばれた私たち。
そんな二人の物語は、これからも変わらず続いていくだろう。
季節が巡るたび、私たちの愛も深まっていくに違いない。
私は湊の手を握り返し、永遠を誓うようにそっと瞳を閉じた。
薬指に輝く指輪は、私たちの消えない絆の証。
明日も、明後日も、その先も。
愛する湊と共に一歩一歩、どこまでも歩んでいこう。
【完】


