(仮)俺が守るから!~御曹司✖️訳あり令嬢~
ー病室ー

蓮翔さんのおかげで落ち着きを取り戻した私は周りを見渡して、じい様と先生がいない事に気付いた。

キョロキョロ

彩愛「じい様と先生はどちらに?」

蓮翔「あぁ、話をするために少し席を外している。すぐ戻ると思うぞ。」

彩愛「(先生には失礼な態度をとってしまったから、怒ってらっしゃらないかしら……)」

苦しくなる前の出来事を思い出しながら、気持ちが沈んでいき、表情は変わらないが頭が俯いていきそうになっていた。

すると、蓮翔さんが私の顔を優しく両手で包み込み

蓮翔「彩愛、何を考えている?」

何でこの人は私の些細な変化に気付いてくれるんだろう。

彩愛「先生に失礼な態度を取ってしまったなって思って……」

蓮翔「あの時は、彩愛だって苦しい思いをしていたんだ。そんな事思わなくていい。それにあいつもそんな事気にしていない。それで、怒るような奴じゃない事を彩愛は知っているだろう?違うか?」

彩愛「( .ˬ.)"先生はいつも優しい。こんな私の話を最後まで聞いてくれる。」

蓮翔「そうだろ。だから落ち込む必要はない。分かったか?」

彩愛「( .ˬ.)"ありがとう蓮翔さん。」

蓮翔さんといると落ち着く。話す時も、必ず目を見て落ち着いた低い声で話してくれる。責めるような声は出さず、ゆっくりと私のペースに合わせて優しく問いかけてくれる。

包み込んでくれていた手に、私の手を重ねながら、

彩愛「蓮翔さんといると落ち着く。」

蓮翔「そうか///(何なんだ、この子は…可愛すぎるだろ///)」

彩愛「(ん?蓮翔さん、顔が赤い?どうしたんだろう。)どうしました?熱でも出ましたか?」

蓮翔「(その状態で上目遣いとか///反則すぎる///)いいや!何ともないぞ!」

ん〜?どうしたんだろう。
そんな事を考えていると、病室をノックする音が聞こえた。


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