私、王子様に独占されたい。
第六話 初めての距離感 日和side
朝の教室、教室のざわざわがいつもより遠くに聞こえる。
私は机の上でノートに目を落としているけど、頭の中は昨日のことがずっと回っていた。
(……昨日の自己紹介のとき、月岡君、少し笑ってくれたよね……)
心臓がぎゅっとなる。
あんなにかっこいい月岡君と、少しだけ話せたこと。
あの瞬間だけで、胸がドキドキして止まらない。
「清水さん、ノートに何書いてるの?」
びくっとして、顔を上げると、目の前に月岡君が立っている。
「えっ……あ、あの……」
声が思わず震えて、顔も熱くなる。
「昨日は、自己紹介のときありがとう。少し緊張させちゃったかもしれないけど」
ああ……月岡君、昨日のこと覚えてくれてるんだ。
胸の奥がぎゅっと締め付けられる。
「そ、そんなこと……」
思わず俯く。赤くなった頬が自分でも恥ずかしい。
「でも、俺も昨日は少し緊張してたんだよ。自己紹介って、慣れてるようで難しいから」
え……月岡君も緊張するの?
目が大きくなる。
(え、意外……でも、なんだか嬉しい……)
「えっと……月岡君も緊張するんですか……?」
小さな声で聞いてしまう自分に、さらに恥ずかしくなる。
「うん。意外かもしれないけど、誰とでもすぐに話せるわけじゃないんだ」
月岡君は少し肩をすくめて、にこっと笑う。
その笑顔に、胸がドクンと跳ねる。
(……どうして、話すだけでこんなにドキドキするんだろう……)
「そういえば、清水さんって普段ノートに何を書いてるの? 昨日の自己紹介のことも気になったんだ」
えっ……!
いきなりの質問に、頭が真っ白になりそう。
「えっと……日記みたいなこととか、授業のメモとか……」
「へぇ、面白そうだな。書くとき、何か決まりとかあるの?」
月岡君の声は自然で、でも真剣。
「うーん……特に決めてないけど、思ったことをそのまま書くことが多いかな……」
小さな声で答える私。
でも、月岡君が興味を持ってくれているのがわかって、少しだけ勇気が出る。
「なるほど……そういうところも、清水さんらしいね」
言われた瞬間、胸がぎゅっと熱くなる。
(……なんで、話してるだけでこんなに心臓が苦しいんだろう……)
「じゃあ、今度よかったら、書いてることを少し教えてくれない? 俺も興味あるし」
月岡君は少し真剣な目で提案する。
う、うん……!
思わず頷いてしまう。
「う、うん……いいよ……」
小さく頷くだけなのに、胸の奥が温かくなる。
昨日より少し距離が近づいた気がする。
(これって……恋っていうのかな……?)
心の中で、昨日からずっと気になっていた感情が、少しずつ形になっていくのを感じた。
月岡君と少しでも話すだけで、世界が少し明るくなるみたい。
窓から差し込む光に照らされて、机の上のノートも、月岡君の笑顔も、全部きらきらして見える。
小さな一歩だけど、確かに、私の心は動き出していた。
私は机の上でノートに目を落としているけど、頭の中は昨日のことがずっと回っていた。
(……昨日の自己紹介のとき、月岡君、少し笑ってくれたよね……)
心臓がぎゅっとなる。
あんなにかっこいい月岡君と、少しだけ話せたこと。
あの瞬間だけで、胸がドキドキして止まらない。
「清水さん、ノートに何書いてるの?」
びくっとして、顔を上げると、目の前に月岡君が立っている。
「えっ……あ、あの……」
声が思わず震えて、顔も熱くなる。
「昨日は、自己紹介のときありがとう。少し緊張させちゃったかもしれないけど」
ああ……月岡君、昨日のこと覚えてくれてるんだ。
胸の奥がぎゅっと締め付けられる。
「そ、そんなこと……」
思わず俯く。赤くなった頬が自分でも恥ずかしい。
「でも、俺も昨日は少し緊張してたんだよ。自己紹介って、慣れてるようで難しいから」
え……月岡君も緊張するの?
目が大きくなる。
(え、意外……でも、なんだか嬉しい……)
「えっと……月岡君も緊張するんですか……?」
小さな声で聞いてしまう自分に、さらに恥ずかしくなる。
「うん。意外かもしれないけど、誰とでもすぐに話せるわけじゃないんだ」
月岡君は少し肩をすくめて、にこっと笑う。
その笑顔に、胸がドクンと跳ねる。
(……どうして、話すだけでこんなにドキドキするんだろう……)
「そういえば、清水さんって普段ノートに何を書いてるの? 昨日の自己紹介のことも気になったんだ」
えっ……!
いきなりの質問に、頭が真っ白になりそう。
「えっと……日記みたいなこととか、授業のメモとか……」
「へぇ、面白そうだな。書くとき、何か決まりとかあるの?」
月岡君の声は自然で、でも真剣。
「うーん……特に決めてないけど、思ったことをそのまま書くことが多いかな……」
小さな声で答える私。
でも、月岡君が興味を持ってくれているのがわかって、少しだけ勇気が出る。
「なるほど……そういうところも、清水さんらしいね」
言われた瞬間、胸がぎゅっと熱くなる。
(……なんで、話してるだけでこんなに心臓が苦しいんだろう……)
「じゃあ、今度よかったら、書いてることを少し教えてくれない? 俺も興味あるし」
月岡君は少し真剣な目で提案する。
う、うん……!
思わず頷いてしまう。
「う、うん……いいよ……」
小さく頷くだけなのに、胸の奥が温かくなる。
昨日より少し距離が近づいた気がする。
(これって……恋っていうのかな……?)
心の中で、昨日からずっと気になっていた感情が、少しずつ形になっていくのを感じた。
月岡君と少しでも話すだけで、世界が少し明るくなるみたい。
窓から差し込む光に照らされて、机の上のノートも、月岡君の笑顔も、全部きらきらして見える。
小さな一歩だけど、確かに、私の心は動き出していた。