麗しの桃は攫われる〜狼獣人の番は甘い溺愛に翻弄される〜
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「モモネリア、ここにいたのか」
「リードさん」
モモネリアが図書室で、大好きな小説を読んでいると、ドアが開かれリードネストが入ってきた。
「リード、と呼んでくれ。さん、はいらん」
少し口を尖らせ、拗ねる素振りをみせるリードネスト。
「....リード」
「あぁ」
ニコニコと本当に嬉しそうにするから、結局いつもリードネストのことを拒否できず、最近では可愛いとさえ感じてしまっている。
私.....すっかり絆されない?
内心そんなことを思っていると、読みかけの本をリードネストが覗き込んできた。
「何を読んでいたんだ?」
「あ.....好きな小説。リードが全巻揃えてくれたから、嬉しくて。......すごく面白いわ。ありがとう」
「....そうか。それは良かった」
リードネストは一瞬目を見開いてから、それはもう蕩けるような笑みを浮かべる。
愛おしむ目で見つめられて、落ち着かず目を伏せてしまった。
ゆっくりリードネストの大きな手が伸びてきて、モモネリアのふわふわの髪を撫でた。
.......あ。......気持ちいいな。
リードネストのあたたかくて大きな手で撫でられると、モモネリアの目は心地よさでトロンとしてくる。
うっとりしていると、しばらくして手が離れていこうとした。
思わず、もっと撫でて欲しくて、モモネリアはリードネストの手首を掴んで引き留めていた。
手首を掴まれたリードネストは、目をパチパチさせた。
それから、椅子に腰掛るモモネリアに目線を合わせるように少し屈んで、ふんわり笑って優しい声音で問いかける。
「......ん?どうかしたか?」
それだけでも、モモネリアは胸がふわふわして。
体の中から溶けてしまいそうな変な心地だ。
しかし、決して嫌ではない。
むしろ、くすぐったくて、気持ちよくて。
もっと、もっと、とリードネストに甘えたくなってしまう。
「.....あのね?....もっと、撫でて、ほしいの....すごく心地よくて。.....ダメ?」
上目遣いに、遠慮がちに、されど甘えた口調でおねだりするモモネリアは、驚くほど可愛かった。
どうしようもなく、モモネリアが愛おしい。
全身が、モモネリアを求める。
......抱きしめたい。キスしたい。モモネリアを....今すぐ俺のものにしてしまいたい。
本能が暴れまわる胸の内をなんとか抑え込み、リードネストは自身の左胸をぎゅっと掴んだ。
「.....仰せのままに、俺の可愛い桃姫さま」
そう言ってまた伸びてきたリードネストのあたたかな手は、モモネリアの頭を撫でる。
「モモネリア、ここにいたのか」
「リードさん」
モモネリアが図書室で、大好きな小説を読んでいると、ドアが開かれリードネストが入ってきた。
「リード、と呼んでくれ。さん、はいらん」
少し口を尖らせ、拗ねる素振りをみせるリードネスト。
「....リード」
「あぁ」
ニコニコと本当に嬉しそうにするから、結局いつもリードネストのことを拒否できず、最近では可愛いとさえ感じてしまっている。
私.....すっかり絆されない?
内心そんなことを思っていると、読みかけの本をリードネストが覗き込んできた。
「何を読んでいたんだ?」
「あ.....好きな小説。リードが全巻揃えてくれたから、嬉しくて。......すごく面白いわ。ありがとう」
「....そうか。それは良かった」
リードネストは一瞬目を見開いてから、それはもう蕩けるような笑みを浮かべる。
愛おしむ目で見つめられて、落ち着かず目を伏せてしまった。
ゆっくりリードネストの大きな手が伸びてきて、モモネリアのふわふわの髪を撫でた。
.......あ。......気持ちいいな。
リードネストのあたたかくて大きな手で撫でられると、モモネリアの目は心地よさでトロンとしてくる。
うっとりしていると、しばらくして手が離れていこうとした。
思わず、もっと撫でて欲しくて、モモネリアはリードネストの手首を掴んで引き留めていた。
手首を掴まれたリードネストは、目をパチパチさせた。
それから、椅子に腰掛るモモネリアに目線を合わせるように少し屈んで、ふんわり笑って優しい声音で問いかける。
「......ん?どうかしたか?」
それだけでも、モモネリアは胸がふわふわして。
体の中から溶けてしまいそうな変な心地だ。
しかし、決して嫌ではない。
むしろ、くすぐったくて、気持ちよくて。
もっと、もっと、とリードネストに甘えたくなってしまう。
「.....あのね?....もっと、撫でて、ほしいの....すごく心地よくて。.....ダメ?」
上目遣いに、遠慮がちに、されど甘えた口調でおねだりするモモネリアは、驚くほど可愛かった。
どうしようもなく、モモネリアが愛おしい。
全身が、モモネリアを求める。
......抱きしめたい。キスしたい。モモネリアを....今すぐ俺のものにしてしまいたい。
本能が暴れまわる胸の内をなんとか抑え込み、リードネストは自身の左胸をぎゅっと掴んだ。
「.....仰せのままに、俺の可愛い桃姫さま」
そう言ってまた伸びてきたリードネストのあたたかな手は、モモネリアの頭を撫でる。