喫茶店の常連客に求婚されました!【店ごと買い取るってどういう事ですか?】
「悠乃さんてこの漢字なんですね」
「はい、結ぶ方だと思ってました?」
「はい、勝手に想像して…あっ、いや、すみません」
「ふふっ」
悠乃は口に手を当てて笑っていた。
「私も水曜日までに調べておきますので、よろしくお願いします」
「調べるのは道だけでいいです、あっ、あとかかる時間をお願いします」
「わかりました」
そういうと立木は立ち上がりお勘定を済ませて店から出ていった。
「悠乃」
「ん?」
「立木さんと出かけるのかい?」
「うん、彼氏とは別れたし…ぱぁっと遊びたいなと」
「悠乃目当てに通ってたのかな?心配だな」
「そうなら看板娘としては嬉しいよ」
「執拗になるならちゃんと断るんだよ」
「んー、わかった」
と伯父さんには言ったが悠乃は誘ってくれた事は嬉しかった。
旅行から帰ってきてから彼氏と別れても何故か涙も出なくて…
凄く好きだったはずなのに…
友達との飲み会で出会った彼氏は声をかけてきたのは向こうだったから勝手に彼女はいないものと思っていた。
何回か会って悠乃が付き合いたいと言って付き合う事になったのだが…
テーマパーク好きの悠乃はいつも出かけたいと思っていたのに相手に合わせてインドア的なデートをしていた。
まったりと過ごすのも悪くないと思い始めた所だったから…でもやっぱりテーマパークは行きたいと立木さんの話を聞いた時にすぐに行きたい!と思ってしまった。
今は誰でも良かったのかもしれない。
とりあえず久しぶりのテーマパークを全力で楽しもう!
その日の夜には早速立木さんからテーマパークまでにかかる時間がLINEで送られてきた。
悠乃は7時に最寄り駅での返信をすると
了解しましたと返事が返ってきた。