喫茶店の常連客に求婚されました!【店ごと買い取るってどういう事ですか?】
デパートで偶然
食事が終わり、タクシーで悠乃を送ることに…
「今度はBARにでも行きましょう」
「ご馳走様でした、はい、また飲みましょう」
悠乃はタクシーを見送ると家に入っていった。
「ただいま〜」
「おかえり」
「伯父さんは?」
「お風呂」
「悠乃、お酒のんだから朝シャワーにする」
「早く起きてね(笑)」
「はーい」
悠乃は自分の部屋に行った。
何をどうすれば1番いいんだろう…
次の日からもいつも通りの生活が続いた。
仕事が始まった立木さんは週に2回ほど来店するくらいの頻度で、来週は出張も1週間あると来店の時に少し話すようになっていた。
2月に入り、真梨から連絡が来た。
「バレンタインデーの買い物に行かない?」
「行く〜」
バレンタインデーにはお店に来た人みんなに小さなチョコをサービスで付けるようにしている。
それを知っている真梨は毎年この時期に誘ってくれるのだ。
彼氏のプレゼントも去年はお互い選びあったなぁ…
何か随分前のような気がするがまだ1ヶ月半ほどなのか
土曜日に伯父さんに店が終わってからすぐにチョコを買いに行かせて欲しいとお願いをして真梨とデパートで待ち合わせをした。
たくさんの人で溢れている。
まずはお互い仕事関係のチョコを選び、真梨の彼氏に渡す本命チョコを考える。
「悩むねぇ」
「ねぇ〜」
「悠乃は前遊びに行った人には渡さないの?」
「うーん、当日来るかわかんないしなぁ」
「まだ常連客扱いなの?(笑)」
「うーん、悩んでる」
「会えるならちゃんとしたの選びなよ」
「行事ごとの時って繁忙期なんだよねー」
「じゃあプレゼントにしたら?」
「あっ!!」
「どうした?」
「今月誕生日って言ってたけど日にちを聞いてないや」
「悠乃〜抜けてるー」
真梨は笑っていた。