喫茶店の常連客に求婚されました!【店ごと買い取るってどういう事ですか?】

「何にしよう、とりあえずバラけて見てみる?」

「うん!」

悠乃はウロウロ見ているとレザーの名刺入れを見つけた。

でも会社で用意されてるのかなぁ…

この前革ジャン着てたし、ショルダーバッグもレザーだったから革製品が好きそうではある。

よし、これにしよう

悠乃はレザーの名刺入れを購入した。

真梨と合流すると、真梨はキーケースにしたと言っていた。

デパートの閉店時間が迫っているのでコーヒーショップに行くことに…

「ねぇ、真梨、聞いて、さっき偶然会ったの」

「え?だからいなかったの?」

「うん、歩いてるの見かけて追いかけちゃった、すっごく美人な秘書さんと一緒にいた!ちょっと勘違いしちゃっけどね(笑)で、誕生日を聞いたの」

「ほう、で、いつ?」

「えーっと……あれ?聞いてないや」

「はあ?今聞いたって…」

「聞いたらスマホ見せられて、夢の国のホテルを悠乃の定休日に合わせて予約してくれていて、超嬉しくて!」

「いいなぁ…私も泊まりたい」

「今度は一緒に泊まろうよ」

「前言ったじゃん、ダブルデートしようって」

「うん、わかってるよ、それはちゃんと計画立てようよ、平日休める?」

「繁忙期じゃない時に有給使うよ〜(笑)火、水か水、木にきっとなるんでしょ?平日の方がゆっくり回れるもんね、で?」

「ん?それだけ」

「ちがうでしょ、スケールが大きい悩みだよ、すーぐ忘れるんだから」

「あっ!ごめん」

どういえばわかるかな…

「うまく言えないんだけど、『夢乃』がなくなるかも…」

「何で?」

「えっと安く貸してくれてた人が亡くなって名義人が変わったから?その人はあの平屋を売りたいみたい」

「めっちゃ大変じゃん、でも前にその人がなんとかしてくれるって話してたじゃない」

そうだった。

真梨は心配してくれた。
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