喫茶店の常連客に求婚されました!【店ごと買い取るってどういう事ですか?】

「一応悠乃も働いてるしさ、そこは少しは出させてよ」

「うーん、このホテルは誕生日関係なく予約したからな…たまたま誕生日が仕事を休めなかったから休暇を当てただけだから悠乃さんはそこまで気にしないで欲しい」

「わかった、また何かお返しさせてね」

「気持ちは嬉しいよ、悠乃さんのそういう所が好き」

「えっ、そうかな(笑)悠乃も褒められる事がないから克くんの言葉は嬉しいよ」

「似た者同士なのかな…付き合って日は浅いけど、どんどん悠乃さんの事が好きになる」

「ねーぇ、克くんてそんなに好きとか可愛いとか言う人なの?」

「いや、無口であまり喋らなかったんだ、その家族との確執があったから家でもつまらなくて、結局誰も家にいないし、10年くらいは両親とは一年に一回か二回会うくらいで…春の新入社員が入る時期に挨拶で帰るかな」

「実質お兄さんが日本ではトップって事?」

「いや、まだ34歳だからグループを背負うのは無理、父の部下が頑張ってるよ」

「へぇー、克くん全然喋るよね(笑)」

「うーん、仕事のお陰かな、俺は雲母ホテルは春からなんだよ」

「嘘ーーー」

「本当、それで親とも揉めた(笑)大学卒業してマーケティング部に4年、そろそろ慣れてきた頃で楽しくて…あっさりホテルマンだよ」

「でも今、全国に次々と出来てるよね、それってマーケティングが生きてるんじゃないの?」

「それは…ある…か…」

「克くんのやって来た事が形になってるじゃん、凄い事だよ、お父さんはちゃんと考えてくれてるんだよ」

「そうなのか?」

「そうだよ、何で気づかないの?今は人と話せるようになってるじゃん、無口な克くんが!」

そっか、俺も成長してるのか…
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