喫茶店の常連客に求婚されました!【店ごと買い取るってどういう事ですか?】
「この前僕らは初めて行ったけど美味かったな」
「うん、2人前ペロリだった」
「兄貴達が2人前ずつ食うから悠乃さんは大食いの人が来たって」
「普通だよな」
「なっ」
「今度は嫁さんも連れていくからよろしく」
「はい、お待ちしています」
悠乃は笑美さんと目が合い微笑みあった。
「じゃあここでもう1つお知らせがあります」
「何だ優也」
「秋に第1子が産まれる予定です!」
『おーー』
みんなが声を揃え、拍手もおきた。
「今年は忙しくなりそうだな、母さん」
「そうね、楽しみだわ」
「ところで色々あって『夢乃』の物件を買い取ったと聞いてるが」
お父様が話し始めた。
「うん、俺はあそこに住もうと思ってる、俺達の家として」
「そうか…まあそれは任せるがこの家が空くな」
「僕らが住むよ」
「優也」
「子供産まれたら大変だし、向こうの親が来ても泊まれる部屋がある、お手伝いさんも運転手もそのまま雇えるしな」
「実は私、家事が苦手で…お手伝いさんいると助かります」
笑美さんが言った。
「じゃあ秋までに俺は引っ越すよ、今度悠乃さん、奥の部屋を見せてください」
「はい!」
しばらくするとたくさんの料理が配達されてきた。
人数が多かったのでひいきにしているお店から配達をしてくれたみたいで…
お、美味しそう…
中華料理だった。
「うちの男達はよく食べるからな(笑)」
隣に続きの和室があり、料理はまとめてそこに運ばれた。
お手伝いさんがお皿を運んでくれてそれぞれが好きなものを取りに行く。
「凄い、家の中でバイキング(笑)」
「いつもこんな風だよ、みんな飲みたいからさ家でそのまま寝たいとか言って(笑)」
「車出すのを嫌がるんだね(笑)」
「そうなんだ」