喫茶店の常連客に求婚されました!【店ごと買い取るってどういう事ですか?】
「せっかく初の教会のある雲母ホテルなのでウェディングドレスを着てチャペルで写真を撮りませんか?カメラマンもいますので、お顔隠しても構いませんのでSNSのモデルになってもらえると助かりますが…」
「い、いいんですか?どうしよう…克くんに相談しなくてもいいのかな?」
「総括マネージャーなら心配ないと思いますよ、彼女さんが可愛くなるのは嬉しいと思います」
「そっかな…」
「これはどうですか?若い女性にはピッタリかと」
「可愛い〜」
悠乃は勧められたバルーン丈のショートのミニスカートのウェディングドレスを手に取った。
「若い人はショート丈も人気です、お客様は足が細いし長いので凄くお似合いだと思いますよ」
「じゃあ、コレで」
「先にヘアメイクをしますのでこちらへ」
隣の部屋へ案内された。
「髪はおろしても構わないですか?」
「あ、はい」
手際よく髪もセットしてくれてメイクもしてもらった。
白い可愛いドレスを着用するとスタッフさんから拍手をもらった。
「可愛いです〜」
「自分のスマホで写真撮ってもいいですか?」
「どうぞ」
スタッフさんにも撮ってもらいチャペルへ行くことに…
チャペルのドアの前に立っていたのは今は喫茶店にいるはずの伯父さんだった。
「えっ、伯父さん?」
モーニングを着ている伯父さんは緊張していて汗をかいている。
「どうしてここに?」
「克哉くんに頼まれて」
「克くん?」
「扉が開きます、ゆっくりお進みください」
「えっ、えっ」
扉が開くと音楽がなり始め、スタッフさんに悠乃の手は伯父さんの腕に回された。
「どうぞ」