喫茶店の常連客に求婚されました!【店ごと買い取るってどういう事ですか?】
「ワシらもな実は親に反対をされて式はあげてないんだよ、結婚は二人でしたって全然構わない、立木グループの息子だからって派手な事はしなくていいんだよ、悠乃さん」
「お父様…」
「優也と晃介は派手好きなだけだ、会社の為に結婚式をやっとる訳じゃない、人付き合いが上手い2人と、苦手な克哉、それぞれ自由でいいんじゃよ」
「それに悠乃さんの伯父様にもご挨拶もできてなかったから嫁に迎えるのに顔合わせはしておこうって克哉と話して来てもらったのよ、一応私達も『夢乃』の常連客だったしね(笑)」
「お母様…ありがとうございます」
悠乃は深々と頭を下げた。
「ちょっ、悠乃さん頭あげて、胸見えるから…」
「へ?」
「俺、式の間中下を向くと目に入ってきてさ、ずっとドキドキしてたんだよ」
「克くん、最低〜ぶー、いい所だったのに台無しでしょ」
「ごめん!」
「可愛いドレスを選んだのにさっ」
「可愛い、可愛いけど…悠乃さんはスタイルが良すぎて」
「皆様、お食事の準備が出来ました、お部屋へお入りください」
「食事?」
悠乃は克くんの方を向いた。
「もちろん」
「お腹減ってたの〜」
悠乃は伯父さんと伯母さんといとこ達にドレスを見せていた。
「可愛いでしょ(笑)」
「子供かと思ったわ」
「ひど(笑)」
食事は立食形式で少人数だからこそ同じテーブルで終わらないような形にしてあった。
「ねえ、克くん、プレオープンて他の人は来ないの?」
「来てるよ、でも関係者だから宿泊の方を主に見てると思う、ちなみに神父さんの話の時は画面は撮ってたから来てる人も見てたはず」
「嘘!ずっと泣いてたのに恥ずかしい」
「後ろからのカメラだから顔は誰も映してないよ」
「ねぇ、服着替えて来てもいい?汚しちゃうと悪いから」
「俺も白だから着替えたい、行こうか」
「うん」