Toxic・Romance
そして、コメント欄にも驚いた。
『新作待ってました!……って、え!? なにこの展開!』 『いつもと雰囲気違う……でも、すごくいい。ゾクゾクした』 『薫クズすぎる。なのに何この色気。最高』 『綺麗事じゃない恋愛、もっと読みたいです』 『「消費期限が過ぎた感情」って表現、刺さります』
スクロールしてもスクロールしても、好意的な、それも熱狂に近いコメントが並んでいた。 ブックマークの数も、一晩で過去最高記録を更新している。
「……なんで?」
呆然と呟いた。私が描いてきた、誰も傷つかない優しい学園恋愛よりも、一人の男のエゴと虚無を描いたこの作品の方が、ずっと多くの熱量で受け入れられている。
皮肉だった。 私の平穏な日常を壊しにかかっている、あの「最悪な男」をモデルにした途端、私の創作人生で一番の傑作が生まれてしまったなんて。
『続き楽しみにしてます!』
そんなコメントを見つめながら、私は複雑な感情で唇を噛んだ。
嬉しい。作家として、これ以上ないほど嬉しい。あの人の要求にも───
『新作待ってました!……って、え!? なにこの展開!』 『いつもと雰囲気違う……でも、すごくいい。ゾクゾクした』 『薫クズすぎる。なのに何この色気。最高』 『綺麗事じゃない恋愛、もっと読みたいです』 『「消費期限が過ぎた感情」って表現、刺さります』
スクロールしてもスクロールしても、好意的な、それも熱狂に近いコメントが並んでいた。 ブックマークの数も、一晩で過去最高記録を更新している。
「……なんで?」
呆然と呟いた。私が描いてきた、誰も傷つかない優しい学園恋愛よりも、一人の男のエゴと虚無を描いたこの作品の方が、ずっと多くの熱量で受け入れられている。
皮肉だった。 私の平穏な日常を壊しにかかっている、あの「最悪な男」をモデルにした途端、私の創作人生で一番の傑作が生まれてしまったなんて。
『続き楽しみにしてます!』
そんなコメントを見つめながら、私は複雑な感情で唇を噛んだ。
嬉しい。作家として、これ以上ないほど嬉しい。あの人の要求にも───