一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―
その眼光の鋭さにドキリとした――
けれど、ユウキはまたすぐに前を向いた。
「来ない。実家、名古屋だし。
ウチの親、アイドルやるの未だに良く思ってないから」
気軽に聞いてはいけないところに触れてしまったのではないかと、勝手に気まずくなる。
「ま、押し切ったけど。
なんだかんだ通いで地下ドルするのも、今寮に入ってるのも認めてるしね」
何でもない顔。
ユウキにとってはアイドルという夢を前に、両親からの印象なんてどうでもいいことみたいだ。
「千景は?都内住みでしょ?今日親は来ないの?」
――そりゃ、聞き返すよね。
ざわりと胸がざらつく。
お母さんの顔が浮かんで、自分の顔から表情が消えていきそうなのがわかる。
咄嗟にへら、と締まらない笑みを浮かべた。