一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―
「Flying High 今 羽ばたくんだ
誰でもない 俺たちとして」
個性がぶつかり合うユニゾン。
バラバラなのに、なぜか目が離せない癖の強いダンススタイル。
息が切れるノイズが混じる。
たまにステップもハマってない。
けれど最高に気持ちよくて、みんなと一緒に全力でジャンプできる。
真ん中で踊る南は、ジャケットがはだけるのも構わず、全身で空を掴むみたいに踊っている。
サビを歌い切って、2番も全力で駆け抜けて。
(――ああ、寂しいな。もう終わっちゃう)
「This is our first flight!」
息切れしてるのに突き抜ける南のシャウト。
飛び散った汗が光の玉になって輝く。
ラスサビに突入する合図だ。
「Flying High まだ未完成で
傷だらけでも 構わない
この声が この願いが
一等星になるまで」
可愛く笑って。はにかんで。
その目で射抜いて、手を伸ばす。
とんがった個性が見える歌。