一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―
「うえ、だるー」
愚痴をこぼしながら、急にテキパキ荷物をまとめ出して立ち上がる。
「話の途中でごめんだけどもう出るわぁ。
じゃ、お先ー」
ヒラっと手を振ったかと思えば、蓮はもう走り出してる。
「おつかれー」
「お疲れ様」
振り返りもせず、さっさとドアが閉まっていった。
「……蓮っていつも早く帰るよね。
居残り練もあんまりしないし。」
「女でしょ」
荷物を詰め終わった昊が、立ち上がりながら静かに言った。
「たまーにあっまい匂いさせてくるもんなぁ、蓮」
けらけらと笑いながら南も乗っかる。
……いや、待って。
私が言うのも何だけど、それって……
「え、え、アイドルって……彼女いていーの?」