一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―
――――
――……
「そういえばさ、今日は何で誘ってくれたの?」
届いたハンバーグを箸で切りながらユウキの方を見る。
ユウキはサラダにドレッシングをかける手を止めて、スマホを取り出した。
「これ」
ずいっと差し出された画面を、顔を近づけて覗く。
なにこれ?誰のタイムライン?
スマホ画面には、私とユウキの掛け合いパートの切り抜きや、配信や雑誌の撮影でユウキと隣り合ってた時の画像が並んでいる。
概要欄には、
#ウサカゲ #年少組 #シンメ #仲良し
みたいなハッシュタグがついていた。
ん?これは……
「仕事のため!?」
「それ以外に何があるの?」
ユウキはスマホをしまって、しれっと食事を始める。
がーん。
初めて友だちとご飯って喜んだのに。
ユウキにはそう思われてはいないみたいだ。
しょんぼりして一口大に切ったハンバーグを箸でつつく。
ユウキが呆れ顔で息を吐いた。
「シンメは尊いものなの!」