一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―
SEIKOさんの目が一瞬伏せって、もう一度改まって私を見る。
私の覚悟を問う様な、力強い視線だった。
「今のあなたは自分に自信がなさすぎる。
それじゃこの仕事――いつか限界が来るわよ」
「……っ、」
言葉が重く心に刺さる。
けれど、SEIKOさんの目は顔を背けることを許さない。
「もっと“あなた”を見ている人に目を向けなさい。
それがあなたの自信と原動力になる」
“私”を見てくれている人。
頭の中に、何人もの顔が思い浮かんでびっくりする。
南、ユウキ。
蓮、昊。
宇都さん、SEIKOさん、冴さん、Ryoさん……
ちょっと前の私なら、きっと誰の顔も浮かばなかった。
なのに今は、こんなにもたくさんの人がいる。