一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―

#27 試してみる?


早すぎる梅雨は、6月を迎える頃にはもう姿を消していた。

アスファルトを照らす太陽の光はもう鋭くて、ジメジメとした夏の気配を感じさせる。

UVカットパーカーを着て、深く帽子をかぶって、日焼け対策バッチリで人の行き交う道路を歩く。

レッスンスタジオまであと少し。

エアコンの効いた部屋に早く駆け込みたくて、自然と足が速くなった。
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