一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―
なぜか蓮はげんなりしつつ私の頭の先からつま先まで見て、少し考え込む。


「ちょっといい?」


そう言うなり蓮が私の髪に触れた。


両手の平で頭を覆って、ぐっと癖を抑えるようにゆっくりと撫でつける。


「……なにやってるの?」
「いいからいいからー」


やけに真面目な顔で私の顔を覗きこみながら、今度は前髪を流し始める。


まつ毛の密度が高い垂れ目と、なんとなく濡れっぽい唇が、やっぱり色っぽいなぁなんて。

じっと見つめてたら、ちょっと緊張してきた。


「んー。こんなもんか」

蓮の手がゆっくりと離れていく。
鏡面に映る自分を見て、その変化に驚いた。


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