一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―
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レコーディングを終えて、今日のスケジュールは終了。
帰るかどうか、とみんなで話をしていた時――
「た、大変です!」
扉が開いて、タブレットを持った宇都さんが、慌てて駆け込んできた。
「何かあった?」
SEIKOさんの表情がピリッと引き締まる。
宇都さんが今にも泣き出しそうな顔になりながら、タブレットをSEIKOさんに渡した。
「匂わせ疑惑が出てます!証拠写真つきで拡散されてて……もう炎上しかけてます!」
――炎上!?
その言葉に、スタジオ内がざわつく。
タブレットを確認していたSEIKOさんの顔が、ゆっくりと持ち上がって――
蓮を捉えた。
「どういうことか、説明してもらおうかしら?」
冷たく鋭い声。
SEIKOさんがタブレットをくるりと私たちの方へ向ける。
その画面には、誰かのSNSの投稿が写っている。
【久しぶりでも、やっぱり落ち着くね♡】
そんな呟きに添付された頬を寄せ合う男女のツーショット。
よく知ったペールピンクの髪と軽い笑顔。
その場にいた全員の視線が、一斉に蓮に集まる。