一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―

⭐︎

レコーディングを終えて、今日のスケジュールは終了。

帰るかどうか、とみんなで話をしていた時――

「た、大変です!」

扉が開いて、タブレットを持った宇都さんが、慌てて駆け込んできた。

「何かあった?」

SEIKOさんの表情がピリッと引き締まる。

宇都さんが今にも泣き出しそうな顔になりながら、タブレットをSEIKOさんに渡した。

「匂わせ疑惑が出てます!証拠写真つきで拡散されてて……もう炎上しかけてます!」

――炎上!?


その言葉に、スタジオ内がざわつく。

タブレットを確認していたSEIKOさんの顔が、ゆっくりと持ち上がって――
蓮を捉えた。

「どういうことか、説明してもらおうかしら?」

冷たく鋭い声。
SEIKOさんがタブレットをくるりと私たちの方へ向ける。

その画面には、誰かのSNSの投稿が写っている。


【久しぶりでも、やっぱり落ち着くね♡】


そんな呟きに添付された頬を寄せ合う男女のツーショット。

よく知ったペールピンクの髪と軽い笑顔。


その場にいた全員の視線が、一斉に蓮に集まる。

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