一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―

「千景!」

くわんと頭に星が回る。
足がもつれてよろけたのを、南が咄嗟に受け止めた。

「……あっ」

双子の首根っこを掴んで止める蓮が、ドアからうっかり顔を出す。

慌てる南と目を回している私を見つけた蓮が、思いっきり気まずそうな顔をした。

「……ごめ……千景ちゃん、大丈夫……?」

南の肩に後頭部を預けて、私はまだ宇宙の中。
そんな私を一瞥して、南は蓮に向き直った。

「大丈夫に見える?これ」
「……見えないねー……」
「だよな」

南はニヤリとして、開け放たれたドアの奥を指差す。

「てことで、家。お邪魔させてもらおーか」
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