一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―

「お前なんかどうでもいいけど、炎上して辞めた奴がいるグループに成り下がるのは困るんだよ!
わかったらとっとと弁明して汚名返上しろ。くそピンク!」

目を吊り上げてすごい剣幕で蓮に迫る。
ほとんど息継ぎなしで捲し立てたあとのユウキは、ほんの少し頬に赤みが差していた。


「……素直にやめないでって言えばいいのに」


素直じゃないな、と思ったから、ぽつり。


「うっさい。炎上は死ぬほど猛省しろ」


ぶっきらぼうな言葉。

だけど多分、そっちの方が今の蓮にとっては優しいような気もして。

「……ウサちゃんも、心配かけてごめん。ありがとね」

「はぁ?蓮の心配なんてしてないんだけど!」

ユウキの顔がより赤くなって、バツの悪さにそっぽを向く。

そんなユウキを見て、私と蓮はちょっと呆れながら顔を見合わせて、笑う。

その目に、光が戻っていた気がした。


「あーあ。こんなのもう、頑張るしかないじゃんね」


急に蓮が立ち上がって、ぐーっと伸びをする。

木漏れ日がペールピンクの髪を柔らかに照らして、こっちを向く蓮の笑顔はいくらか晴々としていた。


「ちゃんと誤解解いて、チャンスもらえるよう謝るよ。
……まだまだみんなと、頑張りたいしね」
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