一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―
その衝撃でよろけて床に膝と手をつく。
ヨロけたユウキは咄嗟に足を前に出して踏みとどまる。
「――……っ、」
「――は?」
驚いて思わず漏れたユウキの声がやけに大きく耳に残る。
その代わりに、私たちを置いてけぼりにしたイントロが、遠ざかっていくように聞こえる。
南が目を丸くする。
蓮が「あちゃー……」と眉を下げた。
昊だけは表情を変えないまま、ぶつかった立ち位置をじっと見ていた。
ユウキが怖いくらい静かに足元を見る。
正しい立ち位置より、ほんの少し自分の側に踏み込んだ私とユウキの立ち位置。
状況を理解し始めたユウキの顔がみるみるうちに険しくなる。
さぁっと血の気が引いた。