一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―


ユウキは口が悪くて、厳しくて、私には特に風当たりが強い。

けれど、理不尽に何か言われたことはない。
認める部分は、ちゃんと認めてくれていた。


だから、何か事情があるに違いない。


「――話してみる。ユウキと」


あの日。
躊躇いがちに強がっていた手は、確かに私の手を取ったし。


それに


ユウキと私はシンメなんだから。


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