一等星センセーション―日陰女子、イケメンアイドルになります!?―

「……うざ。
何?昨日のことで文句でも言いたいの?
言っとくけど、アンタに謝ることなんてひとつもないから――」

「LinKAgeのこと!」


被せるように発した単語に、ぴたっとユウキが固まる。

導火線に火をつけてしまったからには、もう戻れない。
大きな爆発を起こさないように、トーンダウンして慎重に言葉を続けた。


「……宇都さんから、聞いた
ライブ映像もちょっとだけ見て――……」


整った眉がギュッと寄る。
深紫色の瞳から輝きが消えて、冷たく鋭い目に変わった。


「酷かったでしょ。あのライブ」

直球な問いに一瞬返事に詰まる。
けど、ここで踏み込まなきゃユウキの心には届かない。

スッと息を深く吸い込んだ。


「……うん」


ユウキがフッと冷めた笑いを漏らす。

痛みを思い出させてしまった。
少しだけ心がちくっとした。


「――でも。
ユウキ、センターでずっと最高のパフォーマンスしてた」


伏してたユウキの瞳が僅かに開く。
言葉が届いている――そんな気がしたから話を続ける。


「それでいて、他の人たちのフォローもしてさ。
……俺には、ずっと戦ってたように見えたよ」


けど、それは“独り”になるためじゃない。
そうでしょう?


「LinKAgeっていうグループのために、メンバーのために、戦ってたんだよね?独りで」


「……知ったような口、きかないで」


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