俺様辣腕社長の甘い執愛~マッチングアプリなんて信じません!~
一日一回の連絡も面倒だが、週に一回ふたりきりで顔を合わせるというのが曲者だ。はっきり言って、全く会いたくない。
結衣は大袈裟に顔を顰めた。
「それと、期限は半年でどうだ?」
「期限……?」
「期限を切らないと、お前が困るだろう?」
浩斗はそう言うと、ワイングラスを傾ける。
その言葉に、結衣は少なからず驚いた。
(……私のこと、少しは考えてくれてる?)
俺様野郎だと思っていたけれど、実は思いやりがある人なのかもしれない。
そんな想像は、一瞬で粉砕された。
「お前を俺に惚れさせるのに、半年もあれば十分だ」
自信満々に言い切るその態度に、怒りが沸々と湧き上がる。
「……ひとつ、ルールを追加してもいいですか?」
「なんだ?」
「社長はこの前、『誰も好きにならない』って仰りましたよね?」
「言ったな」
「じゃあ、もし社長が私を好きになったら、社長の負けです」
結衣は挑発的に、彼を見つめる。
一瞬虚を衝かれたように目を見開いた浩斗は、次の瞬間ぷっと吹き出した。
「いいだろう。まあ、天地がひっくり返ろうとそれはないがな」
浩斗は自信満々の笑む。
(半年後には後悔させてやるんだから!)
この勝負、絶対に負けるわけにはいかない。結衣は胸に手を当て、ぎゅっと拳を握った。
◆勝負のルール◆
1、アプリ「シェアラ」は常時起動し、全機能をオンにすること
2、1日最低1回は相互にメッセージをやりとりすること
3、 週に1回はふたりきりで直接会う時間を設けること
4、結衣を惚れさせたら浩斗の勝ち
5、浩斗が結衣を好きになったら、結衣の勝ち
6、勝負の期限は今日から半年間!
7、上記以外のことは都度話し合いにより決定する
結衣は大袈裟に顔を顰めた。
「それと、期限は半年でどうだ?」
「期限……?」
「期限を切らないと、お前が困るだろう?」
浩斗はそう言うと、ワイングラスを傾ける。
その言葉に、結衣は少なからず驚いた。
(……私のこと、少しは考えてくれてる?)
俺様野郎だと思っていたけれど、実は思いやりがある人なのかもしれない。
そんな想像は、一瞬で粉砕された。
「お前を俺に惚れさせるのに、半年もあれば十分だ」
自信満々に言い切るその態度に、怒りが沸々と湧き上がる。
「……ひとつ、ルールを追加してもいいですか?」
「なんだ?」
「社長はこの前、『誰も好きにならない』って仰りましたよね?」
「言ったな」
「じゃあ、もし社長が私を好きになったら、社長の負けです」
結衣は挑発的に、彼を見つめる。
一瞬虚を衝かれたように目を見開いた浩斗は、次の瞬間ぷっと吹き出した。
「いいだろう。まあ、天地がひっくり返ろうとそれはないがな」
浩斗は自信満々の笑む。
(半年後には後悔させてやるんだから!)
この勝負、絶対に負けるわけにはいかない。結衣は胸に手を当て、ぎゅっと拳を握った。
◆勝負のルール◆
1、アプリ「シェアラ」は常時起動し、全機能をオンにすること
2、1日最低1回は相互にメッセージをやりとりすること
3、 週に1回はふたりきりで直接会う時間を設けること
4、結衣を惚れさせたら浩斗の勝ち
5、浩斗が結衣を好きになったら、結衣の勝ち
6、勝負の期限は今日から半年間!
7、上記以外のことは都度話し合いにより決定する