俺様辣腕社長の甘い執愛~マッチングアプリなんて信じません!~
2.俺の恋人に何か?

2-1

 昼休みの定食屋は、サラリーマンやOLでほどよくにぎわっていた。
 結衣は夏希と並んで、カウンター席に座る。

 程なくして、ふたりの前に湯気の立つ天丼が運ばれてきた。衣の香ばしい香りに、自然と顔がほころぶ。

「いただきまーす!」

 夏希の掛け声に合わせて、ふたりで手を合わせた。

「……うまっ」

 ひと口食べて、思わず声が漏れる。ぷりっとした海老、半熟の黄身、甘辛のたれ……すべてが完璧だ。

「やっぱりこの店、美味しいよね。やっぱたまには外ランチだよ。最高」
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