俺様辣腕社長の甘い執愛~マッチングアプリなんて信じません!~
短い文面は浩斗から届いたものだ。どこか冷たさを感じさせるほどの簡潔さに、思わずため息がこぼれた。
(……一日一回のやりとりって言うけど、これって意味あるの?)
画面をスワイプして、過去の履歴を見てみる。
【おはようございます】
【ああ】
【火曜日ですね】
【そうだな】
我ながら、びっくりするほどあっさりした文面だ。いったいこれで、何が変わると言うのか理解しがたい。
渋々ながらも【わかりました】と打ち込んだその瞬間、画面ににゅっとエンちゃんが現れた。
『だめだめ! それじゃあ素っ気ないよ。例えばこんなのはどう?
──わかりました。浩斗さんにお会いできるのが楽しみです。明日の夜が待ち遠しくてたまりません】
浩斗さんとの距離がぐっと縮まるかも!?』
結衣は表情一つ変えずにその文を見つめる。
(縮まらなくていいってば)
迷うことなく、【そのまま送る】をタップした。
◇ ◇ ◇
翌日、足先に歩いて待ち合わせ場所に向かった浩斗は、辺りを見回した。
(まだ来ていないか)
スマホを確認すると、エンちゃんからメッセージが来ていた。
(……一日一回のやりとりって言うけど、これって意味あるの?)
画面をスワイプして、過去の履歴を見てみる。
【おはようございます】
【ああ】
【火曜日ですね】
【そうだな】
我ながら、びっくりするほどあっさりした文面だ。いったいこれで、何が変わると言うのか理解しがたい。
渋々ながらも【わかりました】と打ち込んだその瞬間、画面ににゅっとエンちゃんが現れた。
『だめだめ! それじゃあ素っ気ないよ。例えばこんなのはどう?
──わかりました。浩斗さんにお会いできるのが楽しみです。明日の夜が待ち遠しくてたまりません】
浩斗さんとの距離がぐっと縮まるかも!?』
結衣は表情一つ変えずにその文を見つめる。
(縮まらなくていいってば)
迷うことなく、【そのまま送る】をタップした。
◇ ◇ ◇
翌日、足先に歩いて待ち合わせ場所に向かった浩斗は、辺りを見回した。
(まだ来ていないか)
スマホを確認すると、エンちゃんからメッセージが来ていた。