俺様辣腕社長の甘い執愛~マッチングアプリなんて信じません!~
課長はにこにこしながら、話を続ける。その話を聞きながら、結衣は「ん?」と思う。
「……今回の異動って、もしかして課長の推薦ですか?」
「実はそうなんだ。絶対に横溝さんのキャリアにプラスになると思って、頑張っちゃったよ」
頭に手を当てて笑顔を浮かべる課長を見て、結衣は唖然とする。
まさか、こんなところに謎の人事異動の真犯人がいるなんて、想像すらしていなかった。
「応援してるから 頑張ってね」
「は、はい」
呆然と課長を見送った結衣は給湯室の流し台に両手をつく。
(どうしよう。私、社長にひどい言いがかりを──)
結衣は恐る恐る、シェアラを開く。
『この前は途中で切り上げて悪かった。ようやくひと段落したから時間が作れそうだ。なんの話だったんだ?』
(まずい……)
自分の失態に気付き、結衣は青くなる。
結局、その日の勤務時間に浩斗に謝るチャンスは巡ってこなかった。
「……今回の異動って、もしかして課長の推薦ですか?」
「実はそうなんだ。絶対に横溝さんのキャリアにプラスになると思って、頑張っちゃったよ」
頭に手を当てて笑顔を浮かべる課長を見て、結衣は唖然とする。
まさか、こんなところに謎の人事異動の真犯人がいるなんて、想像すらしていなかった。
「応援してるから 頑張ってね」
「は、はい」
呆然と課長を見送った結衣は給湯室の流し台に両手をつく。
(どうしよう。私、社長にひどい言いがかりを──)
結衣は恐る恐る、シェアラを開く。
『この前は途中で切り上げて悪かった。ようやくひと段落したから時間が作れそうだ。なんの話だったんだ?』
(まずい……)
自分の失態に気付き、結衣は青くなる。
結局、その日の勤務時間に浩斗に謝るチャンスは巡ってこなかった。