俺様辣腕社長の甘い執愛~マッチングアプリなんて信じません!~
仕事帰り、結衣はとぼとぼと地元の商店街を歩く。
(はあ、疲れた。あの人、超人かな。働きすぎでしょ)
こっちは付いていくだけでへとへとなのに、当の本人である浩斗は帰社後も「もう少し残る」と言って社長室でPCとにらめっこしていた。
ふと、通り沿いの本屋さんが目にはいり、そういえば話題の小説を買おうと思っていたことを思い出す。小説は国内小説売場に平積みされていてすぐに見つかった。
それを持ってレジに向かう途中、資格試験コーナーで『秘書検定』の問題集が目に入る。
(秘書検定か。少しは仕事の役に立つかな?)
今日の結衣はほぼ戦力になっていなかった。まだ配属2日目だから仕方がないとはいえ、いつまでもこのままでいるわけにはいかない。
ふと、浩斗に「とんだ期待外れだ」と皮肉を言われる場面が頭に浮かび、いらっとする。
(しっかり仕事して、すぐ一人前になってやるんだから!)
よしやるぞ!という気持ちで『秘書検定問題集』を手に取ると、そのままレジに向かった。
店を出たタイミングで、社用スマホの通知が鳴った。結衣は画面を見る。
【社長が退勤されました】
担当秘書には、出勤と退勤のタイミングで連絡が来るのだ。
結衣はシェアラを開くとメッセージを打ち込む。
【お仕事お疲れさまでした】
俺様なところはどうかと思うけど、仕事に真摯に取り組む姿勢は嫌いじゃない。
***
(はあ、疲れた。あの人、超人かな。働きすぎでしょ)
こっちは付いていくだけでへとへとなのに、当の本人である浩斗は帰社後も「もう少し残る」と言って社長室でPCとにらめっこしていた。
ふと、通り沿いの本屋さんが目にはいり、そういえば話題の小説を買おうと思っていたことを思い出す。小説は国内小説売場に平積みされていてすぐに見つかった。
それを持ってレジに向かう途中、資格試験コーナーで『秘書検定』の問題集が目に入る。
(秘書検定か。少しは仕事の役に立つかな?)
今日の結衣はほぼ戦力になっていなかった。まだ配属2日目だから仕方がないとはいえ、いつまでもこのままでいるわけにはいかない。
ふと、浩斗に「とんだ期待外れだ」と皮肉を言われる場面が頭に浮かび、いらっとする。
(しっかり仕事して、すぐ一人前になってやるんだから!)
よしやるぞ!という気持ちで『秘書検定問題集』を手に取ると、そのままレジに向かった。
店を出たタイミングで、社用スマホの通知が鳴った。結衣は画面を見る。
【社長が退勤されました】
担当秘書には、出勤と退勤のタイミングで連絡が来るのだ。
結衣はシェアラを開くとメッセージを打ち込む。
【お仕事お疲れさまでした】
俺様なところはどうかと思うけど、仕事に真摯に取り組む姿勢は嫌いじゃない。
***