俺様辣腕社長の甘い執愛~マッチングアプリなんて信じません!~
4-2
翌日。
結衣は作成していた議事録が完成すると、立ち上がって成瀬の元に向かった。
「成瀬さん。昨日の議事録ができたのでフォルダに入れておきました。ご確認いただけますか?」
「あら、早いわね。わかったわ」
成瀬は結衣を見上げ、頷く。
「そうだ横溝さん。今度の水曜日の夜は空いてる?」
「今度の水曜日の夜?」
「その日は社長が早くお帰りになる日だから、よかったら歓迎会でもと思って」「社長、週に一度だけは残業せずにお帰りになるのよ」
「あ……」
浩斗が残業しない日は、高確率で結衣との約束がある日だ。まだスケジュールは確認していないが、恐らく浩斗と食事の約束をしている気がした。
「お気遣いありがとうございます。ちょっと予定を確認してみますね」
「ええ、よろしく」
結衣は自席に戻ると、私用スマホのスケジュールを開く。案の定、その日は浩斗と約束があった。
【今度の水曜日、成瀬さんが歓迎会を企画してくださるみたいなので行ってもいいですか?】
メッセージを送ると、すぐに【わかった】と返事が来る。