俺様辣腕社長の甘い執愛~マッチングアプリなんて信じません!~
4-3
深夜22時。ようやく資料作成がひと段落した結衣は、両手を上げてうーんと伸びをする。
「お腹ペコペコ。ちょっと休憩しよ」
コンビニで買っておいたサンドイッチを頬張り、缶コーヒーで流し込む。夕食にしては質素だが、何も食べないよりはましだろう。
「結衣?」
「え?」
すでにフロアには自分ひとりだと思っていた結衣は、名前を呼ばれてびっくりする。振り返ると、フロアの入り口に浩斗が立っていた。
「社長?」
「こんな時間まで仕事か?」
浩斗は結衣のデスクに近寄る。
「ちょっと今日中に終わらせておきたいことがありまして。社長は今日、会合から直帰の予定では?」
「そのつもりだったんだが、用事を思い出して戻ってきた」
浩斗は結衣のデスクをチラッと見る。食べかけのサンドウィッチが置かれており、なんだか気まずい。
浩斗の眉間に、僅かにしわが寄る。
「……仕事が立て込んでいて厳しいなら、次の約束の日はキャンセルするか?」
「え?」
なんのことかと聞き返し、すぐに、以前『週に一回は会うこと』と浩斗が言ったことを思い出す。
(もしかして心配している? まさか社長がそんな気遣いを?)
驚いた結衣は、まじまじと浩斗を見つめる。
(あ、わかった! 私の心配しているんじゃなくて、仕事が回らない心配をしているのね?)
「お腹ペコペコ。ちょっと休憩しよ」
コンビニで買っておいたサンドイッチを頬張り、缶コーヒーで流し込む。夕食にしては質素だが、何も食べないよりはましだろう。
「結衣?」
「え?」
すでにフロアには自分ひとりだと思っていた結衣は、名前を呼ばれてびっくりする。振り返ると、フロアの入り口に浩斗が立っていた。
「社長?」
「こんな時間まで仕事か?」
浩斗は結衣のデスクに近寄る。
「ちょっと今日中に終わらせておきたいことがありまして。社長は今日、会合から直帰の予定では?」
「そのつもりだったんだが、用事を思い出して戻ってきた」
浩斗は結衣のデスクをチラッと見る。食べかけのサンドウィッチが置かれており、なんだか気まずい。
浩斗の眉間に、僅かにしわが寄る。
「……仕事が立て込んでいて厳しいなら、次の約束の日はキャンセルするか?」
「え?」
なんのことかと聞き返し、すぐに、以前『週に一回は会うこと』と浩斗が言ったことを思い出す。
(もしかして心配している? まさか社長がそんな気遣いを?)
驚いた結衣は、まじまじと浩斗を見つめる。
(あ、わかった! 私の心配しているんじゃなくて、仕事が回らない心配をしているのね?)