追放令嬢が可愛い犬を拾ったら実は狼の神獣でした〜なぜか気に入られて国を滅ぼしそうな勢いです〜
「はっ!?なっ……楔、が!?どうして!?なぜだ!なぜ砕けた!」
ファシウスは驚愕し絶望した顔でエリスを見つめる。イリオもレイヴンも驚いた視線をエリスへ向けている。
「私は、あなたに屈したりなんかしない!情けも、哀れみも向けたりしない。それはリーリアがずっとあなたに向けてきたもので、それでもあなたはそれを無視して来たんだもの。こんな楔、私には必要ない!」
エリスがそうはっきりと言い切った瞬間、エリスの背後に漂っていたリーリアの瞳が開かれる。その表情は慈悲深く微笑んでいた。
「リーリア!」
ファシウスが目を大きく見開いてリーリアに懇願する様に名前を呼ぶ。だが、リーリアは両手を広げて上を向くと、リーリアの体が発光しその光はどんどんと粒になってエリスの中へ入っていった。
「リーリア!どうして!俺を見捨てるのか!リーリア!」
ファシウスが膝から崩れ落ち叫び声をあげると、リーリアの光の粒は完全にエリスの中に入っていった。
「イリオ、これであちらの世界に拒否されることはもうないと思う」
ーーああ、そうだな。行こうか、エリス
エリスの言葉にイリオは深く頷くと、エリスを先導するように大樹に開いている大きな穴へ向かって歩き出した。
「待ってくれリーリア!だめだリーリア!行かないでくれ!」
ファシウスは驚愕し絶望した顔でエリスを見つめる。イリオもレイヴンも驚いた視線をエリスへ向けている。
「私は、あなたに屈したりなんかしない!情けも、哀れみも向けたりしない。それはリーリアがずっとあなたに向けてきたもので、それでもあなたはそれを無視して来たんだもの。こんな楔、私には必要ない!」
エリスがそうはっきりと言い切った瞬間、エリスの背後に漂っていたリーリアの瞳が開かれる。その表情は慈悲深く微笑んでいた。
「リーリア!」
ファシウスが目を大きく見開いてリーリアに懇願する様に名前を呼ぶ。だが、リーリアは両手を広げて上を向くと、リーリアの体が発光しその光はどんどんと粒になってエリスの中へ入っていった。
「リーリア!どうして!俺を見捨てるのか!リーリア!」
ファシウスが膝から崩れ落ち叫び声をあげると、リーリアの光の粒は完全にエリスの中に入っていった。
「イリオ、これであちらの世界に拒否されることはもうないと思う」
ーーああ、そうだな。行こうか、エリス
エリスの言葉にイリオは深く頷くと、エリスを先導するように大樹に開いている大きな穴へ向かって歩き出した。
「待ってくれリーリア!だめだリーリア!行かないでくれ!」