魔法界へ戻るには、みんなを助けることが重要です!? 〜困っている男の子を助けたら、イケメン4つ子と同居することになりました(ただし、問題しかありません!)〜


「ただい……客か?」


ぶっきらぼうに言う男の子が首を傾げ、不機嫌そうな顔をした。


「夏樹《なつき》、客じゃなくてお客さんだろ……って、うわ。女かよ」


注意した張本人にも限らず、苦い顔をする彼。


「……」


ただ、じっと喋ることなくたたずんでいる彼。

この3人は、一体誰だろう……?


「もーっ。お兄ちゃん達、ボクのお客さんに失礼すぎ!」


ぷくっと頬を膨らませて言う四季くん。


「失礼なのは秋也(しゅうや)だろ。お客さんに、“うわっ”って言ったんだぜ?」
「まったく、もう! えっと、お兄ちゃん達みんないるね。それじゃあ、広い部屋に行こうか」


四季くんがそう言うと、他の人達が奥の部屋に向かって歩いて行った。

奥の扉を開けると、広々とした洋風の客間があった。
この部屋は、ここへ来るまでの廊下などとは違い、綺麗。


「ここは綺麗にしてあるね。マホちゃんはお客さんだからね、そこのソファーでくつろいでて? えぇっと、何か……あっ! オレンジジュース飲める?」
「オレンジジュース……?」


四季くんの言う通りにソファーに座った。
少し離れたキッチンで用意してくれる彼。

何だろう?
そう思い、小首を傾げたが四季くんはコップに橙色の液体を注いだ。
それを私の前の置くと、鮮やかな色の飲み物にごくりと生唾を飲み込んだ。


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