魔法界へ戻るには、みんなを助けることが重要です!? 〜困っている男の子を助けたら、イケメン4つ子と同居することになりました(ただし、問題しかありません!)〜
「……? マホちゃん? オレンジジュース、嫌い……だったかなぁ?」
目をうるうると潤ませ、じっと見つめる四季くん。
うぅっ……そんな顔されると、何も言えなくなっちゃう。
鮮やかな色の飲み物を体内に入れるのは、正直抵抗がある。
でもーーお師匠のところで修行をした時、ゲテモノを食べた2ヶ月間。
あれより危ないことなんて、ないはず。
そう思い、出された飲み物を恐る恐る口に近づけ、一口飲んだ。
「……美味しい」
口に含んだ瞬間、酸味が強いけれど後に甘味も感じられる。
よく冷えてるし、爽やかで美味しい飲み物。
「でしょーっ! オレンジ100%のジュースだからねっ!」
私の答えに嬉しそうにしてくれる四季くん。
美味しくて、一気に飲み干した。
「おかわりもいっぱいあるからね〜」
そう言って、コップに注いでくれる。
「ところで四季」
爽やかなイケメンが口を開くと、四季くんがことんと小首を傾げた。
「ん? どうしたの、春人お兄ちゃん」
爽やかなイケメンは、春人というらしい。
「そちらの可愛らしいお嬢さんは? まさか、四季のガールフレンドかい?」
キザな言葉を並べる春人さん。
四季くんが首を横に振った。