電話越しで恋をした副社長から、突然プロポーズされました
大事な人の言葉を聞く前に私は噂を信じて、惑わされてしまった。心の中で反省をしていると彼は優しい顔で笑った。
翔太さんは顔をゆっくりと近づけてきて、自分の唇を私の唇に優しく押し付けてきた。
上唇を優しく食べられて、私は体の力が抜けていく。
そしてそのままキスをし――ソファの上に寝かされた。
翔太さんの肩越しに天井が見えて、愛にあふれた時間が始まる。
「明菜、愛しているよ」
「翔太さん、私も……愛しています」
私の首筋に優しく吸い付いてくる。
痛みと快楽が同時に襲ってきた。
見えないところに彼は愛の印をたくさんつけていくのだ。
北海道に帰らなければいけないのが切なくて泣きそうになったけど、このマークを見つめながら彼との日々を思い出していこう。
近い未来にはずっとそばにいられるのだ。
だから寂しがってはいけないと自分の中で何度も何度も心の中で唱えながら、翔太さんの愛情をたっぷりと受け止めたのだった。