君と初めましての再会
その目には。希望の光を宿していた。
「しっているんですか!?分かってくれますか!?」

私たちは前のめりになっていた。

「落ち着いてください、きっと、バスに乗っていらっしゃったのですよね?」
私たちはとにかく驚いて声が出ず、ただただ頷くだけだった。
まさか、こんなことを分かってくれる人がいるなんて…!!

それを驚いたと同時に、誰もがこの状況が事実だったのだと、核心をついた気分になっていた。
愕然としていながらも、ならどうするかと、本能的に思考が動きだし、とりあえずは、彼の言葉を待った。

「では、バス停前の学校に同行していただけないでしょうか?」
私は不審に思い、代表して会話をとりなす。
「なぜ?ここではダメなのですか?」
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