君と初めましての再会
2分くらいして、蓮美は書き終えたのかこちらにペンと紙を手渡した。

「どうしたの?えっと…これ…?」

何やらバラバラに字が書かれてあって、所々に空欄があった。
これは何だろう?暗号?
けれど、そうではなかったらしい
「あの、これからお願いする字、空欄に書いていってもらえませんか?」
「え?良いけど、何かの問題?」
すると蓮美は眉をハの字にして微笑んだ。

それは美しく儚くとても切なくて、今にも消えてしまいそうでヒュッと怖くなった。
けれど、蓮美はすぐに持参したらしいまた別の紙に目を向けた。
「はい、本当は私が書きたかったんですが泉生さんの方が良いと思いまして」
一体どういう意味かは分からなかったけれど、それ以上聞いてくれるなという雰囲気を感じとり聞かないでおいた。

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