君と初めましての再会

「少しぼろついてはいますが、もう少しで工事を行い、きれいになるかと。申し訳ありませんね、きっときれいな校舎を未来で見られていらっしゃるから、残念きわまりなかったでしょう」
そこにすかさず私は首を大きくふった。
「いえいえ!確かに未来も美しい校舎でしたが、こちらの方がよほど美しいです!!!」

目を見開いてそういうと、彼はにっこりと笑った。
「それなら良かった」
理事長さんにつれられて、少し歩く。

理事長室にはいると、神妙な面持ちでこれからについて話してくれた。
「これからあなたたちにはここの寮で過ごしてもらいます」

その言葉にそこにいた全員がぎょっとした。
てっきり、帰ることが出来ると思っていたのだ。
そんなことはなく。寮で過ごす?
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