君と初めましての再会
耳を疑う、早く帰りたいのに…。

「すまないねぇ、あのバスは、今月最後だったんだ」

私は身を乗り出した。
「なんで……?!」

「あのね、君たちが乗ってきたバスはわが校がある期間だけと約束をして、定期的に出しているバスなんだ、そして、君たちが乗ってきたのは、最後の帰省のバスだったんだ」
その場の全員が絶句した。

つまり定期便ではなく、またその時期がまたくるまで、私たちもここで立ち往生することとなるのだ。

「そんな!親も心配します!」
そのことに、あっという顔をして「そのことだけどね」とはなしだす。
「大丈夫だよ。もとに戻ったときには、こっちに来る前と同じ時間同じタイミングに戻れる、安心してね」
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