玉座取りゲームを開始しよう
「確か、好きな茶葉はアールグレイだったよね?」
「知ってんのかよ」
レイは紅茶を一口飲み、「まあまあだな」と言う。しかし、その口角は上がっていた。エレンはケーキスタンドを手で示す。
「どれもレイの好きなものじゃない?僕が用意したんだ!」
「えっ?シェフが用意したんじゃねぇの?」
レイは怪訝そうな表情を一瞬見せたものの、チョコレートタルトを皿に取る。そして一口食べた刹那、レイの顔が苦痛に満ちていく。
「うっ……!ガアッ……!」
レイの口から大量の血が出て行く。苦痛に悶えるレイは、自分に何が起きているのか理解できていない様子でエレンを見つめた。エレンは冷ややかな目で苦しむ弟を見下ろす。
「毒の味はどんなもの?おいしい?」
その言葉にレイの目が見開かれた。しかし、時すでに遅し。助けを呼ぶことはできず、レイの命は呆気なく消えていった。
「……あとはこれを」
エレンは懐から手紙を取り出した。ここには、自分は国王になる器ではないこと。国王になるくらいならば命など捨てるとレイの筆跡で書かれている。今日のためにエレンが用意したものだ。
「知ってんのかよ」
レイは紅茶を一口飲み、「まあまあだな」と言う。しかし、その口角は上がっていた。エレンはケーキスタンドを手で示す。
「どれもレイの好きなものじゃない?僕が用意したんだ!」
「えっ?シェフが用意したんじゃねぇの?」
レイは怪訝そうな表情を一瞬見せたものの、チョコレートタルトを皿に取る。そして一口食べた刹那、レイの顔が苦痛に満ちていく。
「うっ……!ガアッ……!」
レイの口から大量の血が出て行く。苦痛に悶えるレイは、自分に何が起きているのか理解できていない様子でエレンを見つめた。エレンは冷ややかな目で苦しむ弟を見下ろす。
「毒の味はどんなもの?おいしい?」
その言葉にレイの目が見開かれた。しかし、時すでに遅し。助けを呼ぶことはできず、レイの命は呆気なく消えていった。
「……あとはこれを」
エレンは懐から手紙を取り出した。ここには、自分は国王になる器ではないこと。国王になるくらいならば命など捨てるとレイの筆跡で書かれている。今日のためにエレンが用意したものだ。