御堂先生は溺愛中
結奈の気持ちも知らないで…もう!
凛はそう思ったがすぐに、
でも、私は先生の気持ちを知ってる上で、最低なことをしているんだ…と泣きたくなった。
「ふふ、じゃあそろそろ行くね。」
御堂はひとしきり展示を見終わると、教室を出ようとした。
「あの!」
ドアに手をかける御堂に、結奈が思い切って声を掛けた。
「文化祭が終わった後、先生にお話があるんですけど。」
そう真剣な表情で御堂を見上げる結奈に、御堂は驚きつつも、「うん、分かった。じゃあ終わったら職員室で待ってるね。」といつもの笑顔で返した。
そんな2人を見ながら、凛はなぜかドキドキが止まらなかった。