きっと、夏のこと

第八話 大学生


この春、

慣れてきたメイク、

ヘアセット。

服の系統も大人っぽく。



「明日から一緒に通学しようね」


こないだよりも大人になった私たち。


イヤホンから流れる曲は相変わらずだ。





夜、自室で『幾億光年』をきく。





「牧田さんに会いたいな、 牧田さんの声聞きたいな、」


なんて黄昏て呟いた。



急には恥ずかしくなって咳払いをして、自分の声じゃないみたいに誤魔化した。

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