きっと、夏のこと

私は急いで教室に行った。


やっぱり牧田さんだった。


ガラって勢いおく扉を開けてしまって、2人と目が合う。


「あの、私もギター習いたくて」


牧田さんの前だときょどってしまうこの癖を無くしたい。


「うん、おいで」

「はいっ」


急いでギターを取り出して牧田さんの近くにいく。


それからはほんとうに真面目にギターを練習した。


牧田さんは教えるのが上手で、私は上手くギターができそうだった。


ちょっと時間がたって、牧田さんが呼ばれてしまって 「ちょっと行ってくるね」 っていってしまう。


私は牧田さんが帰ってきた時に驚いてもらいたくて、夢中に練習した。


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